薬効謳歌販売商法
薬効謳歌販売商法・悪徳商法の手口
- 効果が不明な薬効を大々的に宣伝する
「難病・慢性病が治る」「万病に効く」「血行が良くなり、体調がよくなる」などと言って、薬事法に抵触するような薬事的効果をうたって、健康食品、電気健康器具、磁気マットレスなど高価な商品を購入させる販売商法です。
- よく使われる商品・サービス
健康食品、健康器具
薬効謳歌販売商法の消費者相談事例
「血液がサラサラに!」等と書かれたチラシを見て、商品を注文
「血行がよくなります」、「血液がサラサラに!」等と書かれたチラシを見て、商品を注文した。磁気マットレスで価格は40万円。高い買い物だったが体調がよくなるなら…と思ってクレジットで分割払いに。しかし、商品を使っても一向に体調はよくならない。通っている医者に言ったところ「そんな物で血行はよくならない」と言われ、相談しました。
当事務所の対応結果
当事務所で手続を行って契約解除ができ、クレジット契約も解約されました。
Confidence trick
悪徳商法の手口と消費者相談事例

内職商法
「自宅で簡単にできる仕事」で「ローンは収入で払える」等と誘い、高額な教材等を買わせます。しかし、業者指定のテストに合格できない等の理由をつけて仕事はもらえず、結局ローンの支払だけが残る等が典型例です。

デート(結婚)商法
最近では、SNSで近づき(知り合い)、事前に相手の職業や趣味等の個人情報を集めてから実際に会い、高額な商品や結婚を前提にマンション等の購入を薦めるケースがよく見られます。

訪問購入
いわゆる「押し買い」と呼ばれる商法で、貴金属等を不当に安い値段で買い取られるなど高齢者の被害が多くなっています。2012年の法律改正で「クーリングオフ」が適用されるようになりました。

二次被害
悪質商法の被害者の個人情報を何かしらの手段で入手して、その被害に関連づけて、新たな契約を結ばせる商法です。商品やサービスの販売のほか「(被害者等の)名簿から抹消する」などの勧誘トークが使われる場合もあります。

投資商法
「よい投資先がある」等と誘い、実態のないファンドや社債、市場価値がない未公開株等に投資をさせる手口や「投資のコツを教える」等の触れ込みで、株式投資に興味を持つ大学生等に高額(数十万円~)なDVD等を販売する、という例も多く見られるようです。